ショッピングの合間に読書はいかが？――岩田屋本店（福岡市中央区天神2）の各フロアに10月16日、「本棚」が登場した。

紳士服売り場にはビジネス本

　同日より、福岡市内の書店などで開催される本の祭り「BOOKUOKA（ブックオカ）」の関連イベントとして同館が初めて実施するもの。期間中、各売り場にそれぞれの取扱商品に関連した本を集めたコーナーを展開する。

　設置する本は、同店本館7階の書店「リブロ天神店」のスタッフがセレクト。本館地下2階の和洋酒売り場では、「焼酎の基本」「ワインの図鑑」などの本をワインや焼酎のそばに陳列。同3階の婦人服売り場では、「モードを旅する」をテーマにパリやニューヨーク、東京のファッション誌やガイド本を、5階紳士服売り場では「7日間で突然頭がよくなる本」「社長のテスト」などビジネスに関連する本をそろえ、全フロア27カ所で計約2000冊を並べた。

　店頭では自由に閲覧、本の購入もできる。「ショッピングと読書で全フロアを楽しんで」と同店広報担当の田口勢子さん。「商品選びの際、そばにある本で新たな発見をしてもらえれば」とも。

　リブロ店頭では岩田屋三越の太田垣立郎社長をはじめ、福岡の著名人ら100人が選んだ100冊を並べたコーナーも展開。

　営業時間は10時～20時。今月29日まで。